本当の遺品処理

今朝一番の電話が栃木県宇都宮市の方から。
布団と、ベッドを片付け、匂いを消してくれとのこと。
他の物の片付けは必要無いとの事。
そう!自宅で誰にも気付かれず亡くなって、しばらくそのままだった方の遺族なんだろう。
今までに何度もそういうケースに立ち会っているが、それは酷い臭いのものである。
消臭といわれても、完全に匂いの消えるものではなく、内装全てを作り直さなければ決して消えないのだ。
私はその方向をサジェスチョンして、電話を切った。
ご冥福を祈るのみだ。

栃木県塩谷郡高根沢町花岡

今朝も5時に栃木県塩谷郡高根沢町花岡の丸々一軒片付けの現場に若い衆6人が出発していった。現地でさらに宇都宮支店の磯野君が合流し、総勢7名での作業となる。長いこと立派な家を倉庫として使っていたという贅沢な、贅沢なお宅。
しかも大きな物置もあり、作業は困難を極めるだろう。
私は12時に神奈川県藤沢市亀井野で美容院を経営されていたお母さんが他界し、店内の備品、二階の住居の備品全てを処理したいとの息子さんの依頼で見積もりに。
後継者の居ない職業は、経営者がなくなってしまうと、それで終わりになってしまう。そういう点では私の場合はすでに息子がある程度現場を仕切るところまで成長しているので、私が死んでも企業は継続できるのでほっとしている。