夕方の電話

夕方、大和市の女性から甲高い声の電話が入った。
「馬鹿息子の部屋がごみ屋敷になってしまっているの!息子は片付けたく無いと言っているけれど、私の裁量で必ず片付けてしまいたいので、明日早く見積もりに来てよ!!」と言うことだった。
「行きます!やります!終わらせます!あなたが望むことならば!
あなたの理想の実現に!今日も心血注ぎます!
虹の彼方にあるという!古代ギリシャの理想郷。
あなたのための片付け師!それが貴方のアーカディア!」。

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